若年性脱毛症
通常、男性型脱毛症は、ある程度の年齢になるとホルモンバランスが崩れてなると言われていますが、最近では比較的若年層でも男性型脱毛症が出る人が急増しています。
通称「若ハゲ」ですが、若ハゲは男性型脱毛症だからと言って、自己判断で薬を買ってくることはお勧めできません。中には無意識に抜毛(「抜毛癖のある方に」をご参照ください)をしていたり皮膚炎にかかっていたりすることがあります。
また、強い薬を飲んでいる方はその成分を体から出すために、髪の毛が大量に抜けることがあります。抗がん剤などがそうですね。
お若い方の脱毛症は男女問わず、生活改善が必要です。因みに実は最近のお若い方の中に、栄養失調の方が相当数いるということを御存知ですか。
栄養失調と言うと痩せている人を思い出すかもしれませんが、太っていてもなることがあることを覚えておいてください。炭水化物ばかりの食事等でミネラルやビタミンを十分に取れていない人が多いのです。
因みに亜鉛は摂取しすぎると弊害がでますが適度な量を取ると頭髪の健康に良い影響を及ぼすと言われています。牡蠣やほたてなどに多く含まれると言われています。牡蠣は冬から春が旬だと言われますが、産地によっては夏でも食べられるところも実は多いようです。
また、煙草も血管を縮め血流量を減らすので髪にはあまり良くありません。すべての脱毛症が煙草が原因と言うわけではないのですが、何をやっても良くならない場合、煙草が影響しているかもしれません。喫煙を取るか発毛を取るか悩みどころですね。