発毛剤の種類

発毛剤の種類

皆様は細胞死と言う言葉を御存知ですか。私たちの身体を形作るきわめて小さい細胞は、常に生成と消滅を繰り返し、組織は新しい細胞で覆われています。

 

1番分かりやすいものは今回取り上げる髪の毛です。脱毛症の人でなくとも髪は抜けますが、これは細胞が入れ替わっている証拠です。ただし、脱毛症のない方の場合、抜けてしまった髪の毛の下にまだ若い毛が生えてきています。

 

少し極端な話をすると、交代要員である新しい細胞が生まれて来なくなってしまった状態が脱毛症だと言えます。細胞が再度生まれてくるために使われるのが発毛剤と言うわけです。

 

男性型脱毛症の場合、よく使われるのがフィナステリドと言う成分です。発毛を妨げる酵素の動きを邪魔する成分で元は前立腺肥大症の治療に使われていました。

 

わが国で医療用として認可されているのは「プロペシア」のみですが他にもフィンペシア等の後発医薬品をインターネット通販で購入することができます。

 

ただし、男性型脱毛症以外には殆ど効果が無いと言われているので自己判断はしない方が無難です。

 

もうひとつ有名なのが元は高血圧の治療に使われていたミノキシジルと言う血管を広げる薬です。血流量が増すことで、毛根(まだ若い毛)に働きかけ発毛を促すと言われています。

 

「リアップ」と言う塗るタイプの製品がわが国では有名です。薬剤師のいる薬局薬店等で購入することができます。副作用として稀にかゆみなどが出ると言われています。困ったらすぐに皮膚科医に相談なさるとよいでしょう。

 

 

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