発毛剤の副作用

巷でこんなうわさが流れたことがあります。「飲んだら発毛するけれど、インポテンツになる」。

 

実は、これは現在AGA治療に使われているプロペシアが日本で認可されておらず、個人輸入で取引きされていたころの噂なのです。

 

因みに現在では男性機能の障害はインポテンツとは言いません。EDと言います。インポテンツもED性用語なのでいやらしい話と不快に思われる方もおられるかもしれませんが、性と世間の暴走した性欲の観念は、同義にすべきことではありません。

 

いやらしくしてしまったのは私達人間の我欲なのです。性の悩みは人間の尊厳の問題です。

 

実際にプロペシアでEDになるかどうかを調べてみると、確かにそういう副作用の例はあるようです。ただし、いずれもそう重くなく、服用した方の数パーセントが機能の低下を感じたという報告しか出てきません。

 

何故、プロペシアイコールEDと言う噂がこんなに広まったかと言うと諸説ありますが「思い込み」によるものが多いのではないかと言われています。

 

男性の身体と言うのは繊細で、精神的なもので調子が狂いやすいのです。もしかしたら機能が落ちているかもとびくびくしている状態では性行為は上手くいきません。

 

また、こういうと失礼かもしれませんが、潜在的にEDの傾向があり、失敗したのを薬の所為にしたパターンがあるのではないでしょうか。初めからEDと言うより、薬が原因の方がプライドが傷つかないためです。

 

不安な方は、医師に実情を聞いて納得したうえで服用してください。因みに女性の大半はパートナーがEDでも馬鹿にしたりしないそうです。