もしかしたらアレルギー

幾つかの項で、筆者のひこう性脱毛症についてお話させていただきました。実をいうとこの脱毛症はアレルギーとも関係があると言われています。

花粉症の方は、リスクが高まるそうです。肌が大変繊細なので、傷がつきやすくなったり乾燥しやすくなったりするためだそうです。現に筆者もわりと深刻なアレルギー体質です。

1時は頭皮どころか手の皮がすべて剥けました。傷が治りにくい体質で、強くシャンプーをしてしまい傷つけた部位は未だに髪が細いものしか生えてきません。

僭越ながら当事者としての感慨を延べさせていただきますと、もっと早くに病気だと分かっていたら、こんなに苦しまずに頭に傷が残らずに済んだのにと思います。

今はインターネットが発達していますが、昔は情報が手に入らなかったのです。毎晩髪を母に洗ってもらいながら泣いたことをいまでも覚えています。皆様は、こういったことが無いように早めに受診をなさることを本心よりお勧めします。

脱毛症はどんなものでも放置すると進んでしまうことがある病気です。因みに皆様は、脂性ではありませんか。脂漏性皮膚炎による脱毛症と言うものも大変レアケースですがあります。男性型脱毛症、びまん性脱毛症だとご自分で決めつけずに、的確な判断をしてくれる医師を探してください。

アレルギー疾患のひとつであるアトピーでも脱毛が起こることがあります。アレルギーがあると、植毛やかつらの1部を利用することができないと医師から聞きましたので、脱毛に苦しむ方がお身内においででしたら受診を勧めて差し上げて下さい。脱毛症の多くは治療をすれば治る病気です。