ストレスと脱毛

ストレスと脱毛

皆様は心身相関と言う言葉を御存知ですか。これは心理学や精神医学を学ぶ人間ならだれもが最初に教わる事柄のひとつです。

 

詳しく解説すると紙幅が足りなくなりますが、肉体と心は互いに関係性を持ち、影響し合うということだという理解で充分です。例えば、緊張すると動悸が早くなりますよね。

 

小さな子供さんは、自分の欲求を表現する方法を獲得していないので、何かあるとお腹を壊したりします。円形脱毛症もそうですね。ストレスの原因から遠ざかると治ることが多いのです。

 

実は東洋の医学では、心理学が発達する前からこの考えがありました。肝、心、腎、脾(消化器官)肺などがひとつずつ感情を司っていると言われています。

 

髪は特に腎、生殖能力、聴力の保持や体内の水分を調節する存在(西洋の腎臓とは少し違います)で、主に恐怖に大きな影響を受けるとされています。因みに好物と苦手な物もあるのですよ。好物は塩気のあるもの、苦手なものは冷えです。

 

これは筆者の心理学の師に聞いたことですが、体と言うのは時に心を庇って傷つくことがあるのだそうです。ストレスは精神力と体力を大きく損ないます。

 

真面目な方と言うのは、自分のストレスを表現することを罪悪だと考えがちなのですが、そうするとおしこめられた感情が体に向かってどこか1部を壊してしまうことがあるのです。

 

皆様も心あたりは有りませんか。勿論脱毛症の方全部がストレスの所為だということは無いのですが、ホルモンバランスが崩れるために脱毛する場合、ストレスが関与してくることが多いと言われています。抜け毛が多いのは、体と心からの救援信号かもしれません。

 

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