発毛ケアは気長にしましょう
発毛をしたがる方の中には、短期間にあれこれ製品やサロンを試し、あれもきかないこれもきかないと言ってやめてしまう方がおられます。
自分の容姿にコンプレックスがある状態はたまらなく辛いものです。焦ってしまうお気持ちもよく分かります。しかし少しお待ちください。その焦りがもしかしたら皆様の脱毛を酷くしているかもしれません。
皆様は「上品(じょうほん)」と言う言葉を御存知ですか。立居ぶるまいがよく人の目に好ましくうつるじょうひんとは違います。漢方で最も尊ばれる「効き目が穏やかで、長く使っても人の身体を痛めつけない薬」のことです。
ローリスク、ローリターンの薬ですね。他に「中品」「下品」もあるのですが、下品は効果は強烈だけれども、逆に副作用も強い薬のことです。ハイリスクハイリターンのお薬ですね。仮に、漢方でなくともこの原理は同じです。
いきなり髪の毛が生える方法と言うのは、皆様の身体に打撃を加えるかもしれない方法であることを覚えておいてください。
「頭髪で差別を受けたら」で書かせていただいたとおり、筆者も昔は脱毛に悩んでいました。ですが、他のことに気がいって髪のことを気にしなくなった後、頭皮の状態が改善した経験をもっています。
あくまでも筆者の例ですが、髪を気にする事でストレスが溜まるうえに洗い過ぎるという間違ったケアが原因で酷かったのだろうとお医者様にいわれました。気にするなと言うのは無理な話だということは存じていますが、自分が髪のことで悩んでいることを周囲に言うだけで気が楽になるかと思います。
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