発毛剤と育毛剤の違い
インターネットで検索していると様々なヘアケア用品が売られています。
育毛剤、育毛シャンプー、発毛剤、養毛剤等が皆様の目に留まるでしょう。医薬品、医薬部外品、化粧品などの区分もあり混乱してしまいますね。
ここでは育毛剤と発毛剤の違いをざっくりご解説いたします。皆様、ご自分の頭皮を鏡で見てください。産毛が生えていませんか。もし生えていたらお使いになるのは主に育毛剤です。
育毛剤は既に生えている髪の毛に働きかけ大きく成長させるためのものです。医薬部外品、化粧品などとして売られています。医薬部外品とはいわゆる「薬用」のことで、薬ではないけれど使うと一定の作用を体に及ぼすとされている製品群です。
ただし、これは薬事法の分類の問題で化粧品扱いされているものが性質的に劣るということではございません。
さて、ご自分の頭皮をみて一切毛が生えていない状態の方は発毛剤をお使いください。私たちの髪はヘアサイクルと言って、成長期、退行期、休止期を数年単位で繰り返しています。
無毛の方は、頭皮がずっとこの休止期にあると考えられるので、発毛剤で起こしてやらなければならないのです。ただ、育毛剤も発毛剤も日本では混同されていますので、時に発毛剤が育毛剤として紹介されていることもございます。
確実に選びたい場合は医師や薬剤師に自分の状態を説明し製品を紹介してもらうとよいでしょう。一般医薬品の場合は薬剤師の説明をきかないといけない物もありますのでご注意ください。